我が心を打つ名言集

歴史を読むのは楽しみだ。
だが、それよりももっと心をひき興味があるのは、
歴史をつくることに参加することだ。

　　　ネルー（１８８９～１９６４　インドの政治家）

戦争は戦争のために戦われるのでありまして、
平和のための戦争などとはかつて一度もあったことはありません。

　　　内村鑑三(思想家)

今の人は、幸福と快楽の区別を知らない。
快楽を得ることを幸福だと思っている。

　　　武者小路実篤(小説家)

真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、
　　　　村を破らず、人を殺さざるべし。

　　　田中正造(正道思想家)

人は死んでも、その人の影響は死ぬことはない。

　　　マーティン・ルーサー・キング牧師(アメリカ黒人運動指導者)

われわれは、人間の美しさ強さをありがたがるが、しかし、
　　　同時に人間の醜さや弱さもありがたがっていいのじゃないだろうか。

　　　武田泰淳(『人間をささえるもの』)

あれになろう、これになろうとあせるより、
富士のように、黙って、自分を動かないものに作りあげろ。
世間へ媚(こ)びずに、世間から仰がれるようになれば、
自然と自分の値打ちは世の人がきめてくれる。

　　　吉川英治(『宮本武蔵』)

従来の教育には、
「教」はあっても「育」がありません。育てるということは、
「成功」の味をしめさせ、「失敗」に学ばせることです。

　　　西堀栄三郎(『石橋を叩けば渡れない』)

平和は憲章や盟約だけに根ざすものではない。
それは人々の心情の中に根ざすものである。

　　　ジョン・Ｆ・ケネディ(第35代アメリカ合衆国大統領)

命を運ぶと書いて運命。
つまり運命とは、定められて仕方なくたどるものではない。
みずからの命を自分の力で運んでこそ運命といえるのではないか。

　　大谷徹奘(薬師寺僧侶)

理想主義のない現実主義は無意味である。
現実主義のない理想主義は無血液である。

　　　ロマン・ロラン(フランス小説家)

平和が来るか来ないかということは、個々人の心の持ちようのなかに、したがってまた
諸国民の心の持ちようのなかに作りあげられるものにこそかかっている。
　　　シュバイツァー

勇気とは不安を感じないことではない。
勇気とは不安をコントロールすることだ。

　　　マーク・トゥエイン(アメリカ小説家)

「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。
つらい瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人は
プロでも強くなる。これをいいかげんにしている人は上にいけません。

谷川浩司(棋士)

ムキになれないようでは創造はできない。
しかし、ムキになっているうちは、創造は生まれない。

　　　広中平祐(数学者)

あたたかい心で人のなかに住め。
人のあたたかさは、自分の心があたたかでいなければ分かる筈もない。

　　　吉川英治(『宮本武蔵』)

おのれに存する偉大なるものの小を感ずることのできない人は、
他人に存する小なるものの偉大を見逃しがちである。

岡倉覚三(『茶の本』)

『好機に出会わない人間なんて一人もいない。不運を嘆くのは、
それを捕らえなかったまでだ。』
ゲーテ

＜エジソン＞
『私を天才と呼び、成功者というのはあたらない。
何もかも精一杯の努力をしただけだ。99パーセントまではパースピレーション（汗）で、
あとの1パーセントがインスピレーション（ひらめき）にすぎない。』

「本当のプロフェッショナルは、
　その分野のことしかわからない人のことではなくて、
　その仕事を通じてトータルに人間を感じさせる人のこと。」
　　　加藤登紀子